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わたしの絵本??




Someday〜ちいさなあなたへ


あの日、私はあなたのちいさな指を数え、その一本一本にキスをした…

初めて雪が降った日、空へ向けて抱き上げたあなたのまぁるいほっぺたの上で、雪が溶けていった…

道を渡るとき、あなたはいつも私の手にしがみついてきた…

いつの間にやらあなたは大きくなって、私の赤ちゃんは、私の子供になった…

すやすやと夢を見ているあなたを見ながら、私も時々夢を見る…

いつかきっと、あなたも飛び込むのだろう…ひんやり透き通った湖の水の中へ…

ほの暗い森へさまよい混むこともあるかもしれない…

嬉しくて楽しくて、瞳をきらきら輝かせる日がきっとある…

心臓が張り裂けそうになるまで速く、遠くへ、かけていく日もくるだろう…

もっと高く、もっと高くとはずみをつけて、めまいがする程高くまで、自分を試すこともあるだろう…

悲し知らせに耳を塞ぎたくなる日もあるだろう…

あなたが風に向かって高らかに歌う歌を風が遠いところへ運んでいく…

やがて、精一杯手を振りながらしだいに遠ざかっていくあなたを見送る日がやってくる…

あなたは振り返り、あんなに大きかった家がとてもちっぽけに見えることに驚くだろう…

いつかあなたも、逞しくなったその背中に小さな重さを背負う時がくるかもしれない…

私の前で子供の柔らかな髪の毛をとかすかもしれない…

そうしていつか長い年月の果てには、あなた自身の髪も銀色に輝く日がやってくる…

私の愛しい子…
その時には、どうか私のことを思い出して…





どんなステージにある方にも是非、目にして欲しい絵本の1つです??

実際の絵本はひらがなで書かれています。

これがまた童心に戻してくれます。

どんな感情が膨らむのか…楽しんでみていかがでしょうか?


〜life with lovely smile??